住みかえをする場合には売却と購入のタイミングが一致することが理想的です。
しかし、実際には不動産の市場状況や売買契約の条件、様々な手続き等により売却と購入のスケジュールを
あわせるのはなかなか難しいものです。
そこで売却と購入のスケジュールを調整しタイミングを合わせる意味においても、
売却と購入を同一の不動産業者に依頼することは有効な手段であるといえます。
売却を先にする場合
(1)
持家の価格査定をしてもらうことで、新しく購入する住宅価格の目安をつける
ことができます。
(2)
住宅を売却した資金を購入資金にあてることができるので資金計画が立てやすくなります。
(3)
購入を希望する地域の市場状況により売りに出されている不動産が少ない場合は、
希望する地域の不動産を購入するのが難しくなります。
(4)
買い急ぐことがないように、事前に売却が決定した後の住居についても
十分に考慮しておく必要があります。
(売却が決定し引越し日までに新居に移れない時は、
いったん仮の住まいに引越さなければならない場合もあります。)
購入を先にする場合
(1)
購入したい不動産を先に選択すると住みかえのプログラムが組みやすくなります。
(2)
売りに出されている不動産が少ない地域を希望する場合でもじっくりと探すことができます。
(3)
売り急ぐことがないように、事前に売却についても十分に考慮しておく必要があります。
(4) 購入の際の資金計画を明確にするためには、
現在住んでいる住宅の価格査定は、必ず前もって知っておく必要があります。
(5)
買いかえローンをご利用になった場合、買取保証制度を利用できる場合があります。 |